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パラメータの最適化方法の具体例

 

1.はじめに

 

 本資料では、システムトレードの重要な作業であるパラメータチューニング(パラメータの最適化)の実施方法について、具体例を用いて説明していきます。

ここでは、投資家・トレーダーなら誰でも知っている「2本の移動平均線の交差」による売買手法を例として、パラメータの最適化とパラメータの持つ意味を考えていきたいと思います。

 

 

2.移動平均線の交差による仕掛け

 

 本資料では「2本の移動平均線の交差」(以下、「移動平均線クロス」という。)を例として用います。移動平均線クロスによる売買方法の仕様(ルール)は以下のとおりです。

 

 

(1)算出期間の異なる2本の単純移動平均線(それぞれ、「短期移動平均線」、「長期移動平均線」と呼ぶ。)を算出する。

 

(2)足の完成時、短期移動平均線が長期移動平均線を上抜いた場合、次の足の始値で成行き買いする。

 

(3)売りはその逆とする。

 

(4)仕掛けの際に、目標値(リミット)と損きり値(ストップ)を固定値で設定し、なおかつトレイリングストップを採用して、利益を逃さないようにする。

 

(5)金曜日の夕刻(日本時間の決められた時刻)から新たに仕掛けることはしない。また、金曜日の深夜(日本時間の決められた時刻)には、すべてのポジションを解消する。(リスク管理の観点から、週末はすべてのポジションを閉じます。)

 

※仕掛け時の価格からトレイリングストップ分の上昇(または下落)があった場合には、トレイリングストップに移行する。

 


 



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