パラメータチューニングの考え方

 ほとんどの取引手法には、何らかのパラメータを用いている。
例えば、移動平均線のクロスを用いる手法では、2本の移動平均線算出のためにそれぞれ期間を設定する必要がある。
あるいは、レンジブレイクアウト手法においても、レンジを求める期間が何日間なのかを設定する必要があるだろう。
このような変数をパラメータと呼ぶが、これをどのように決めるかがシステムトレードを行う上で最も重要であるとも言えるかもしれない。

ではどのようにこのパラメータを決めればいいのだろうか?

その前にシステムトレードを行う上での大前提を明確にしておこう。


◎最適化しても利益の出ない手法は、実運用で機能することはない。


これは当然のことだ。
さらには、次はどうだろうか?


◎最適化した結果、好成績が得られる手法だとしても、実運用で機能するとは限らない。


こうなってくると事はそれほど単純ではなくなってくる。
実は、パラメータチューニング(パラメータの最適化)の方法に正解は無いのだが、少なくても間違った方法でパラメータを決定することだけは避けるべきであろう。
評価も含めどのようにパラメータの最適化を行ったかで、システムの損益も大きく変わってくるはずである。


では、いよいよパラメータ最適化の方法だが、以下を前提としている。

前提
(1)取引手法毎に、得意とする対象が異なる。
(2)取引手法毎に、得意とする期間(足)が異なる。
(3)取引手法毎に、機能する期間と機能しない期間が存在する。

具体例によるパラメータ最適化方法

パラメータチューニング(パラメータの最適化)、バックテストおよびフォワードテストの実施方法に関して、具体例を用いて紹介します。
なお、本サイトでの各種売買システムの検証は、この方針に則り実施しています。

パラメータの最適化方法の具体例